
「不可算なんて言葉聞いたことないよ…」っていう人でも大丈夫!今回は不可算名詞についてLet’s study♪
(スマホで見る場合は画面を横向きにした方が見やすいかも)
名詞には「可算名詞」と「不可算名詞」の2つがある!
「可算」は「数えられる」、「不可算」は「数えられない」という意味ですが、単純に「数えられる名詞 = 可算名詞」と考えると危ない。
例えば紙は1枚2枚と数えられますが、紙という意味での “paper” は不可算名詞です (“paper” については後述します)

まずは可算名詞と不可算名詞の特徴・違いを知ろう♪
☆可算名詞
① 単数形に不定冠詞の “a/an” が付く
例:a book, an apple
② 複数形がある
例:books, apples
③ 数を表す形容詞として “many” や “a few” などがある
例:many books, a few apples
④ 数を聞く場合は「How many~?」を使う
例:How many books did you read last month ? (あなたは先月何冊本を読みましたか)
☆不可算名詞
① 単数形に不定冠詞の “a/an” が付かない
例:✕ a milk, an advice
② 複数形がない
例:✕ milks, advices
③ 量や程度を表す形容詞として “much” や “a little” などがある
例:much milk, a little advice
④ “a glass of” や “a piece of” などを使うことで数えられる形になるものもある
例:a glass of milk, a piece of advice
⑤ 量や程度を聞く場合は「How much~?」を使う
ただし “a glass of” や “a piece of” などを使った数えられる形の場合は「How many~?」を使う
例:How much milk do you want? (どれくらいミルクが欲しいですか?)
例:How many pieces of advice did you get from him ? (あなたは彼からいくつアドバイスをもらいましたか)

表にまとめるとこんな感じになるたん☆
| 不定冠詞 “a/an” | 複数形 | 数量・程度を聞く | |
| 可算名詞 | 付く | ある | How many~? |
| 不可算名詞 | 付かない | ない | How much~? |
|
※不可算名詞には “a glass of” や “a piece of” などを使うことで数えられる形になるものも |
|||
☆複数形の “s” の付け方
次のパターンを覚えて、それ以外はただ “s” を付けるだけと覚えましょう。
①「s, o, x, sh, ch」で終わる可算名詞には “es” を付ける
classes, tomatoes, boxes, dishes, churches
※ photos, pianos, radios など例外あり
②「子音字+y」で終わる可算名詞は、最後の “y” を “i” に変えて “es” を付ける
※子音字とは母音字以外の文字。母音字は「a, i, u, e, o」
baby → babies
city → cities
「母音字+y」で終わる可算名詞は “s” を付けるだけでOK
boy → boys
day → days
③「f, fe」で終わる名詞は、“f” もしくは “fe” を”v” に変えて “es” を付ける
leaf → leaves
knife → knives
※ roofs, staffs, giraffes など例外あり
④ 不規則変化
man → men
woman → women ※発音に注意 [wímɪn](ウィミン/ウォメン)
child → children ※発音に注意 [tʃάɪld](チャイルド)、[tʃíldrən](チルドレン)
foot(足) → feet
tooth(歯) → teeth

不可算名詞についてもう少し詳しく見てみよう♪
不可算名詞には次の2種類があるよ。
① 物質名詞 = 一定の形がない「液体」「気体」「材料」など
② 抽象名詞 = 具体的な形をもたない「概念」「感情」「状態」など
① 物質名詞
water(水), milk(牛乳), tea(お茶), coffee(コーヒー)
air(空気), smoke(煙), fire(火)
paper(紙), wood(木材), butter(バター)
bread(パン), meat(肉), cake(ケーキ)
money(お金), rain(雨), snow(雪) など
② 抽象名詞
information(情報), advice(助言), experience(経験)
music(音楽), news(ニュース), weather(天気)
love(愛情), friendship(友情), happiness(幸福)
health(健康), sickness(病気), peace(平和)
Japanese(日本語), mathematics(数学) など
不可算名詞を使った例文
We had a little rain last week. (先週は少し雨が降った)
There is no information about it. (それについての情報はありません)
She ate a slice of bread. (彼女はパンを1切れ食べた)
How much Japanese do you speak ? (あなたはどのくらい日本語を話せますか)
How many cups of coffee did you drink this morning ? (あなたは今朝コーヒーを何杯飲みましたか)
☆可算名詞と不可算名詞を見分ける方法☆
この方法で100%分かる!…というわけではありませんが、困った時には試してみましょう。
不可算名詞は「一定の形がない」「具体的な形をもたない」と書きましたが、それを確認します。
① その物を真ん中から2つに切ってみる
② 元の物として成り立っている、あるいは機能すれば不可算名詞
例えばイスを2つに切ったら、元のイスとして機能しなくなります。こういうものは可算名詞。これはイスには「決まった形がある」からです。
一方、1枚の紙を半分に切ったらどうでしょう。どちらも紙として機能しますので不可算名詞です。これは紙には「決まった形がない」からです。
では、牛(cow)や豚(pig)はどうでしょうか。2つに切ったら元の牛や豚としては成り立たなくなるので可算名詞です。しかし牛肉(beef)や豚肉(pork)になると、2つに切っても肉として成り立っているので不可算名詞になります。
~少し特殊な不可算名詞 “money” について~
100円玉や1万円札などは1枚2枚と数えられるし、2つに切ったら元のお金として機能しない(=決まった形がある)から可算名詞なんじゃないの?と考えた人もいるのではないでしょうか。ですが、1枚2枚と数えられたり、物理的に2つに切れるのは硬貨(coin)や紙幣(bill)であって、”money” ではないのです(“coin” や “bill” は可算名詞)
では “money” が具体的な形を持たない概念としてのお金を指すのであれば、物質名詞ではなく抽象名詞では?と考える人もいるかもしれませんが、”money” という単語は「物理的に存在する硬貨や紙幣の集合体」を指すため、抽象名詞ではなく物質名詞と分類されることが一般的のようです。
I have some money in my wallet. (私の財布にはいくらかお金が入っている)
※財布に入っているお金は物理的に存在している = “money” は物質名詞
いずれにしても大事なのは “money” という単語が不可算名詞であるということです。特に中学生は物質名詞・抽象名詞といった用語にこだわらずに不可算名詞を理解して欲しいと思います。

意味によって可算名詞にも不可算名詞にもなる単語があるんだ。たくさんあるけど、ここでは3つだけ紹介するたん。
☆paper
「新聞、論文、レポート」= 可算名詞
an evening paper (夕刊)
papers about dolphins (イルカに関する論文)
「紙」= 不可算名詞
I need a piece of paper. (私は紙が1枚必要です)
☆chicken
「鶏 (ニワトリ)」= 可算名詞
There are some chickens in the cage. (鳥小屋に何羽か鶏がいます)
「鶏肉」= 不可算名詞
I want to eat fried chicken. (私はフライドチキンが食べたい)
☆room
「部屋」= 可算名詞
There are many rooms in his house. (彼の家はたくさんの部屋があります)
「空間、余地」= 不可算名詞
There is enough room for all the students. (全ての学生が入るだけの十分なスペースがあります)
辞書を引いて[C]と記載されていたら可算名詞(countable noun)
[U]と記載されていたら不可算名詞(uncountable noun)

これで不可算名詞の説明を終わりにするたん。
不可算名詞はたくさんあるし、ややこしいところもあるよね。受験勉強など限りある時間の中で学習している人は、細かいことよりも基本的なことを優先して覚えるようにしよう♪
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