
「比較は2つのものを比べるんだよね…?」っていう人でも大丈夫!今回は比較についてLet’s study♪
(スマホで見る場合は画面を横向きにした方が見やすいかも)
比較は「原級」「比較級」「最上級」の3つ!

まずは「原級」から見ていくたん。
☆ as … as ~「~と同じくらい…」
「…」には形容詞もしくは副詞の原級が入ります。原級とは元の形のことですが、ここでは深く考えなくて大丈夫です。
This building is as old as that one. (この建物はあの建物と同じくらい古い)
この “old” は形容詞で原級です。
最後の “one” は “building” を指しています。代名詞の “one” は同じ単語を繰り返し使うことを避けられます。ただし、可算名詞にしか使えません。特に比較の文でよく出てくる使い方なので覚えておきましょう。
可算名詞についてはこちらを参照 → 不可算名詞(ふかさんめいし)ってなぁに?
My father gets up as early as my mother every morning. (私の父は毎朝、母と同じくらい早く起きる)
この “early” も原級ですが、動詞を修飾しているので副詞です。
「形容詞もしくは副詞を “as” で挟むだけ」と考えると簡単ですが、複数の単語をセットで挟む場合もあります。
It is as cold today as it was yesterday. (今日は昨日と同じくらい寒い)
John has as many books as Steve. (ジョンはスティーブと同じくらい多くの本を持っています)
基本的な作りは次のようになっています。
It is cold today. It was cold yesterday.
という2つの文があり、
① 比較する形容詞もしくは副詞の前に “as” を置く(最初の文の方だけでOK)
It is as cold today. It was cold yesterday.
② 2つの文の間にもう1つの “as” を置いて1つの文にする。
It is as cold today as it was cold yesterday.
③ 重複している部分をカットする。
It is as cold today as it was cold yesterday.
→ It is as cold today as it was yesterday.
もう1つの文も同じように
① 比較する形容詞もしくは副詞の前に “as” を置く。
John has as many books. Steve has many books.
② 2つの文の間にもう1つの “as” を置いて1つの文にする。
John has as many books as Steve has many books.
③ 重複している部分をカットする。
John has as many books as Steve has many books.
→ John has as many books as Steve (has).
※ “has” も重複しているので省略可
☆ not as … as ~「~ほど…でない」
「as…as~」の否定文なので「~と同じくらい…でない」と訳してしまいがちなので注意しましょう。
My older brother is not as tall as my father. (私の兄は父ほど背が高くない)
We cannot swim as fast as Doltan. (私たちはドルたんほど速く泳げない)

次は「比較級」☆
☆ … than ~「~よりも…」
「…」には形容詞もしくは副詞の比較級が入ります。
This bridge is longer than that one. (この橋はあの橋よりも長い)
She looks younger than my mother. (彼女は私の母よりも若く見える)
比較級の作り方は後程説明しますが、基本は形容詞/副詞の語尾に “er” を付けます。

最後に「最上級」♪
☆ the … in / of ~「~の中で最も…」
「…」には形容詞もしくは副詞の最上級が入ります。
He can jump the highest in his class. (彼はクラスの中で最も高く跳ぶことができる)
This cat is the smallest of the three. (この猫が3匹の中で最も小さい)
最上級の作り方も後程説明しますが、基本は形容詞/副詞の前に “the”、語尾に “est” を付けます。
“in” は家族、国、世界などの場所やグループといった範囲の場合に使い、”of” は「of the+数(+複数名詞)」「of all(+複数名詞)」といった特定の集合の場合に使います。
“in” の方が空間的なイメージで、”of” の方がより限定的・具体的なイメージですが、これは感覚的なものなので、出てきた時に1つずつ覚えていくと良いでしょう。
いくつか例を挙げておきます。
in my family、in our school、in this town、in Japan、in the world など
of the four friends、of the students、of all the animals、of us all など

「原級」「比較級」「最上級」について、なんとなく理解できたかな?
次は比較級と最上級の作り方について詳しく見てみるたん♪
① 規則比較変化
既に説明した通り、比較級は形容詞/副詞の語尾に “er” を、最上級は形容詞/副詞の前に “the”、語尾に “est” を付けます。ただし以下のような変化もあります。
1. “e” で終わる語は “r”, “st” を付ける(語尾の “e” をとって “er”, “est” を付けると覚えてもOK)
large – larger – the largest
nice – nicer – the nicest
wide – wider – the widest など
ただし、②で説明する “more”, “the most” を前に付けるパターンが優先です。
(例) expensive – more expensive – the most expensive
また、③不規則比較変化の “little” も同様で、littler – the littlest にはなりません。
2. “y” で終わる語は “y” を “i” に変えて “er”, “est” を付ける。
early – earlier – the earliest
happy – happier – the happiest
easy – easier – the easiest など
厳密には「子音字+”y” で終わる語」ですが、中学英語で母音字+”y” で終わる形容詞/副詞はほとんど出てこないと思いますので、単純に “y” を “i” に変えて “er”, “est” を付けると覚えてしまっても良いでしょう。ただし、②で説明しますが “ly” で終わる語には “more”, “the most” を付ける場合が多いので注意しましょう。
3. 短母音+子音字で終わる語は子音字を重ねて “er”, “est” を付ける。
短く発音する母音(a, i, u, e, o)+子音字(a, i, u, e, o以外)ですが、中学生は big – bigger – the biggest と hot – hotter – the hottest の2つを覚えておき、あとは出てきたらその都度追加していくのが効率的でしょう。
② “more”, “the most” を前に付ける
3音節以上および一部の2音節の形容詞/副詞の場合です。
中学生は音節にこだわるより、「長い単語の時に “more”, “the most” を付ける」と覚えた方が分かりやすいと思います。ただし、一部の短い単語を例外として覚えておく必要があります。
具体的にどういった単語が②のパターンに当てはまるのか知っておくと良いでしょう。
1. -ful、-less、-ous、-ing、-ish などで終わる形容詞
beautiful – more beautiful – the most beautiful
useless(役に立たない) – more useless – the most useless
famous – more famous – the most famous
interesting – more interesting – the most interesting
foolish(愚かな) – more foolish – the most foolish
2. 形容詞+「ly」で終わる副詞
※ “y” を “i” に変えて “er”, “est” を付けるパターンと間違えないようにしましょう。中学生は特に “early” に注意。
quickly – more quickly – the most quickly quickly(速く)=quick(速い)+ly
slowly – more slowly – the most slowly slowly(遅く)=slow(遅い)+ly
carefully – more carefully – the most carefully carefully(注意深く)=careful (注意深い)+ly
3. その他、中学レベルの英語でよく見る語
difficult – more difficult – the most difficult
important – more important – the most important
popular – more popular – the most popular
③ 不規則比較変化
中学生は次の2つを優先的に覚えましょう。
good/well – better – the best
many/much – more – the most
“good” と “well”、”many” と “much” はそれぞれ同じ変化をします。
“good” と “well” の違いはこちら → “good” と “well” はどう違うの?
“many” と “much” の違いはこちら → “many” と “much” はどう違うの?
他にも以下のようなものがあります。
bad(悪い)、badly(悪く) / ill(悪い、悪く) – worse – the worst
little(少ない) – less – the least

比較表現は他にも色々あるから紹介するたん☆
① “like” を使った比較表現
1. like … better than ~「~よりも…の方が好き」
Shohei likes baseball better than soccer. (翔平はサッカーよりも野球の方が好きです)
2. like … the best in/of ~「~の中で最も…が好き」
Shohei likes baseball the best of all sports. (翔平は全てのスポーツの中で野球が最も好きです)
“better”, “the best” の代わりに “more”, “the most” が使われることもありますが、中学生は “better”, “the best” の方を覚えましょう。
② 疑問詞を使った疑問文
1. 比較級
Who can run faster, Carl or Ben ? (カールとベンではどちらがより速く走ることができますか)
Carl can run faster (than Ben). (カールの方が速く走ることができます)
Which does Shohei like better, baseball or soccer ? (翔平は野球とサッカーではどちらがより好きですか)
He likes baseball better (than soccer). (彼は野球の方が好きです)
人について尋ねる場合は “who” を、物について尋ねる場合は “which” を使うのが一般的です。
答え方は “Carl.”、”Carl can.”、”Baseball.” などでもOKです。
2. 最上級
Who can run the fastest in your class ? (あなたのクラスで誰が最も速く走ることができますか)
Carl can run the fastest (in my class). (カールが最も速く走ることができます)
What sport does Shohei like the best ? (翔平はどのスポーツが最も好きですか)
He likes baseball the best (of all sports). (彼は野球が最も好きです)
人について尋ねる場合は “who” を、物について尋ねる場合は “what” を使うのが一般的です。
答え方は “Carl.”、”Carl can.”、”Baseball.” などでもOKです。
なお、選択肢がより明確に限られている場合は “which” も使われます。
Which of the boys runs the fastest ? (その少年たちの中で誰が最も速く走るのですか)
Which does Shohei like the best of the three ? (翔平はその3つの中でどれが最も好きですか)
③ 原級と比較級の書き換え
I am not as tall as you. (私はあなたほど背が高くない)
You are taller than I. (あなたは私より背が高い)
I am shorter than you. (私はあなたより背が低い)
You are not as short as I. (あなたは私ほど背が低くない)
上の4つの文は同じことを表しています。少しややこしいので、どちらがどうなのかを落ち着いて考えましょう。

④ 原級・比較級を用いて最上級を表す
1. No (other) ~ as … as ***「***ほど…な~はない」
「…」には形容詞もしくは副詞の原級が入り、通常「~」には単数名詞が入ります。
No (other) mountain in Japan as high as Mt. Fuji. (日本で富士山ほど高い山はない)
2. No (other) ~ … than ***「***よりも…な~はない」
「…」には形容詞もしくは副詞の比較級が入り、通常「~」には単数名詞が入ります。
No (other) mountain in Japan higher than Mt. Fuji. (日本で富士山よりも高い山はない)
3. … than any other ~「他のどの~よりも…」
「…」には形容詞もしくは副詞の比較級が入り、通常「~」には単数名詞が入ります。
Mt. Fuji is higher than any other mountain in Japan. (富士山は日本の他のどの山よりも高い)
上の3つの文は、最上級を使った次の文と書き換えができます。
Mt. Fuji is the highest mountain in Japan. (富士山は日本で最も高い山です)
⑤ 具体的な数字を用いて比較を表す
I am two years younger than my sister. (私は姉より2歳年下です)
Mt. Fuji is about one thousand meters higher than this mountain. (富士山はこの山よりおよそ1,000メートル高いです)
・倍数を用いた表現
This bridge is twice as long as that one. (この橋はあの橋の2倍の長さです)
This bridge is three times as long as that one. (この橋はあの橋の3倍の長さです)
This bridge is half as long as that one. (この橋はあの橋の半分の長さです)
2倍は “twice”、3倍以上は “three times”, “four times” … となり、半分は “half” です。
後ろには 「as…as~」の形がきます。
・序数を用いた表現
This town is the third oldest in Japan. (この町は日本で3番目に古い)
“the second”, “the third” などの序数+最上級で「何番目に~」という意味になります。
⑥ one of the … + 複数名詞「最も…なものの1つ」
「…」には通常、形容詞の最上級が入ります(中学レベルで副詞の最上級が入ることはほとんどないと思います)
She is one of the most famous pianists in the world. (彼女は世界で最も有名なピアニストの1人です)
⑦ 比較級・最上級とともに使う “ever”
1. 比較級と “ever” で「今までよりも~」
He studied English harder than ever. (彼は今までよりも一生懸命に英語を勉強した)
2. 最上級と “ever” で「今まで~した中で」
This is the most beautiful lake that I have ever seen. (これは私が今まで見た中で最も美しい湖です)
⑧ 比較級を強める “much”「はるかに~」
Doltan can swim much faster than I. (ドルたんは私よりもはるかに速く泳ぐことができます)

「覚えることが多くて大変…」って思ったかもしれないけど、何事も基本が大切! まずは「原級」「比較級」「最上級」の基本的な形をしっかり頭に入れることから始めよう♪
受験生のみんな、Do your best !
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