冠詞(かんし)ってなぁに?

ドルたん冠
ドルたん

「冠詞はなんとなくしか分からないなぁ…」っていう人でも大丈夫!今回は冠詞についてLet’s study♪
(スマホで見る場合は画面を横向きにした方が見やすいかも)

冠詞の種類は「不定冠詞」「定冠詞」「無冠詞」の3つ!
冠詞は名詞の前に置かれる

「不定冠詞」= a/an
「定冠詞」=
the
「無冠詞」= 冠詞をつけない

ドルたん

“a/an”, “the” は見たことあるよね。
どういう違いがあるのかな?

a/an = 特定されていない単数形の可算名詞につける
the = 特定されている名詞につける(複数形にも不可算名詞にもつく)


※可算名詞・不可算名詞についてはこちら → 不可算名詞(ふかさんめいし)ってなぁに?

ドルたん

例文を見ながら理解していこう♪

<例文>
I have a book. The book is hers.
(私は1冊の本を持っています。その本は彼女のものです)

1つ目の “book” はどの本か特定されていないので不定冠詞の “a” がつきますが、2つ目の “book” は前の文に出てきている「私が持っている1冊の本」を指している(=特定されている)ので定冠詞の “the” がつきます。

“a/an” には「ある(1つの、1人の)」という意味もあります。
“a/an” か “the” のどちらを使えばいいか分からない時は「ある(1つの、1人の)」を入れると分かる場合があるので試してみましょう。

I have ( ① ) book. ( ② ) book is hers.

①「私はある1冊の本を持っています」
自然な訳なので〇= “a” が正解。

②「ある1冊の本は彼女のものです」
文脈的にも不自然な訳なので✕= “The” が正解。

<例文>
① I bought two oranges at a supermarket yesterday.
② I bought two oranges at the supermarket yesterday.
(私は昨日スーパーでオレンジを2つ買いました)

上の2つの英文を見ると、違うところは “a” と “the” だけ。日本語訳も一緒ですが、実際には違いがあります。
①は “a” を使っているのでスーパーが特定されていないということ。つまり数あるスーパーのうちのどこかの1軒ということになります。
②は “the” を使っているのでスーパーが特定されているということ。この文だけだと特定されていないように見えますが、例えば家族や仲の良い友達と話していて「スーパー」と言えば駅前にある「ドルたんスーパー」のこと、というように何を指しているかが分かっている場合は特定されているものとして “the” を使います。

ドルたん

他にもこんな違いがあるたん☆

a = 後ろにくる単語の発音が子音で始まる
an = 後ろにくる単語の発音が母音で始まる

“the” の発音
後ろにくる単語の発音が子音で始まる場合は「ザ」[ðə]
後ろにくる単語の発音が母音で始まる場合は「ジ」[ði]

ドルたん

母音というのは「a, i, u, e, o (ア・イ・ウ・エ・オ)」のこと。
子音はそれ以外のことたん。
スペリング(つづり)ではなく発音という点に注意!

<例文>
An old man lives in this house.
Old a man lives in this house.
※名詞に形容詞などの修飾語がつく場合、「冠詞+修飾語+名詞」の順番になるのが普通

〇 I am waiting for an hour.
✕ I am waiting for a hour.
※hourは「アワー」[άʊɚ]と発音
スペリングは “h” で始まっているけど、発音は母音で始まるから “an” が正しい

〇 He is a university student.
✕ He is an university student.
※universityは「ユニヴァーシティ」[jùːnəvˈɚːsəṭi]と発音
スペリングは “u” から始まっているけど、発音は子音で始まるから “a” が正しい

ドルたん

ここまでを表にまとめてみたよ♪

冠詞  名詞の種類後ろにくる単語の発音
特定単数形複数形可算不可算子音で始まる母音で始まる
aされていない
anされていない
theされている発音が「ザ」発音が「ジ」
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最後に無冠詞について説明するたん♪
次のような時に無冠詞になるよ。

① 可算名詞の複数形 ※特定されている場合は “the” がつく
② 不可算名詞 ※特定されている場合は “the” がつく
③ 固有名詞 (人名や国名など) ※例外的に “the” がつくものもある
④ 冠詞相当語+名詞

<例文>
① 可算名詞の複数形
There are bags in her room. (彼女の部屋にバッグがあります)
※ There are the bags in her room. (彼女の部屋にそのバッグがあります)

② 不可算名詞
I like music. (私は音楽が好きです)
※ I like the music. (私はその音楽が好きです)

③ 固有名詞
Doltan likes English very much. (ドルたんは英語が大好きです)
She lives in America. (彼女はアメリカに住んでいます)
※ She lives in the U.S.A. (彼女はアメリカに住んでいます)
The Pacific Ocean is very large and deep. (太平洋はとても大きくて深い)

④ 冠詞相当語+名詞
I want this bicycle. (私はこの自転車が欲しい)
Each student has a smartphone. (それぞれの生徒がスマホを持っている)
He is my brother. (彼は私の兄弟です)
It is Shohei’s bat. (それは翔平のバットです)
Tell me which pen is yours. (どちらのペンがあなたのものか教えて下さい)
There is one notebook on her desk. (彼女の机の上に1冊のノートがある)
The two boys are running in the park. (その2人の少年は公園を走っている)

☆ 冠詞相当語

・指示代名詞 (this, that, these, those)
・不定代名詞 (many, some, any, each, no など)
・人称代名詞・固有名詞の所有格 (my, your, his, her, its, our, their, Jack’s など)
・疑問代名詞 (what, which, whose)
・数詞 (one, two, three など) ※特定されている場合は “the” がつく

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他にもこんな時に無冠詞になるたん。

交通(移動)手段、通信手段
by car (train, bus, plane など)、on foot (歩いて)
by phone (e-mail, letter, fax など)

① I went to school yesterday.
② I went to a school yesterday.
③ I went to the school yesterday.

いずれの英文も「昨日学校へ行った」という内容ですが、
①は授業が行われる場としての学校に重点が置かれ、授業を受けるという目的のために学校へ行ったという意味になります。
②はどこかのある学校を指していますが、建物としての学校に重点が置かれ、授業を受けたかどうかは分かりません。
③は特定された学校を指していますが、こちらも建物としての学校に重点が置かれ、授業を受けたかどうかは分かりません。

同じ考え方のものとして “go to church” や “go to bed” などがあります。
礼拝という目的のために教会に行く、寝るという目的のためにベッドに行くので無冠詞になります。

Dolphins swim very fast.
A dolphin swims very fast.
The dolphin swims very fast.

いずれの英文も「イルカ(というもの)はとても速く泳ぐ」という意味です。
ある種類全体を指して「…というもの」という場合、以下の形で表現することができます。

① 無冠詞+複数形
② 不定冠詞 “a/an”+単数形
③ 定冠詞 “the”+単数形

これを「総称的用法」「総称表現」などと言います。それぞれニュアンスの違いはありますが、そこまで覚える必要はありません。

なお、上記は可算名詞の場合で、不可算名詞の場合は無冠詞+単数形になります。
Water is essential for human beings. (水は人間にとって必要不可欠である)

ドルたん

これで冠詞の説明を終わりにするたん。
冠詞は意外と奥が深くて、他にも例外的なルールなどがたくさんあるたん。全てを理解するのはとても大変だから、基本的なところをしっかり押さえて幅広く英語を学んでいこう♪

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